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2014-04-27 レジャー化しつつあるサバゲー@東京サバゲーパーク [3次元@サバイバルゲーム]


かつて、サバイバルゲーム、通称「サバゲー」に対して世間が抱く印象はあまり芳しいものではありませんでした。銃器に対して屈折した憧憬を抱いているガンマニア、戦争系の映画に感化されたミリタリーマニア、仮想と現実の区別が付かなくなってしまったFPSジャンキーといった連中が人里離れた山奥で血みどろのバトルロワイヤルに興じる、そんなマニアックでアングラな遊びだと思われていました。

しかし、昨今のサバゲーの実状は上記のようなネガティブなイメージはほとんど無く、むしろライトでオープン。パターゴルフやボウリングのような文脈で語られる日もそう遠くはないのではと思えてしまうほど一般大衆化=レジャー化が進んでおります。

そんな「レジャー」化に大きく寄与したのが「有料フィールド」の存在です。自販機すら無い野戦キャンプ然としたフィールドは今は昔。最近の有料フィールドは各種サービスが充実。更衣室や水洗トイレが設置され、環境面に不安がある女性も参加できるようになっていますし、銃や迷彩服をレンタルするショップが併設されているので、装備を持っていない初心者でも気軽に参加できるようになっています。また、フィールドが主催するゲームでは、常駐スタッフによる丁寧なルール説明が必ずありますので、「サバゲー」に詳しくなくても、ちょっと屋外でアクティブに遊びたいというニーズにも応えられるようになっています。

特に今回訪れた「東京サバゲーパーク」は、もはやテーマパークのような様相を呈しており、週末に家族連れで訪れてもなんら違和感を抱かないようなレベルになっています。これほどの資本を投入してもペイできるほどサバゲーはレジャー化しているのです。

というわけで、最新サバゲーフィールドの紹介をしつつ、戦闘カメラマンとして激写したゲームの写真を掲載したいと思います。まずは雨天でも安心な屋根付きセーフティエリアの写真。写真には写っていませんが、テーブルの奥に大容量の収納BOXが設置されています。武器やら装備やらでスペースを取りやすいサバゲーでは荷物を纏められる収納BOXはマジでありがたい。まさにいたりつくせりといった感じです。

男子用のトイレと更衣室。もちろん女性用もあります。まあ、男子の場合、セーフティで生着替えする場合が多いので、更衣室に関しては現状ではややオーバスペックのきらいがあります。しかし、今後女性の参加者が増えていくにつれ男子も更衣室を使うのがデフォになっていくのかもしれません。それを見据えての設置だとすればその先見性には感心せざるを得ません。


見やすく撃ちやすいシューティングレンジ。距離が書かれたターゲットの下に鉄板があり、着弾したか否かを目視だけではなく音でも判別可能になっています。セミオートで撃ちはなった弾が「カン、カン」と小気味良い音を奏でて着弾する様は素直に楽しい。


大変お金のかかっているであろうフィールド全景。中央に伸びているのが観戦台で地上から約3メートル程度の高さがあります。ゲーム全体の様子を俯瞰できるようになっており、早々と撃たれてフィルードからOUTになっても最後までゲームを楽しめます。右側がサバイバルゲーム用で、左側がタクティカルトレーニング用。ライトな層だけではなく、超ディープな層にも満足できるように考えられています。


眺めているだけでワクワクするようなフィールド。それほど広いワケではありませんが、入り組んだバリケードのお陰で隠れる場所が多く、中近距離主体の戦闘が楽しめます。


海外にあるような本格的なタクティカルトレーニング用の施設。メタボで髭面のおっさんになりきって練習したくなりますね。


ゲームフィールド内の様子。土壁風バリケードの塗装には相当拘ったようで、映画用のセットなどを手がける会社に注文したらしいです。迷彩服との親和性が高く、写真を撮っていてすごい楽しい。


二階建ての櫓の一階部。階段を上って高所からスナイプすることが出来ます。とはいえ跳弾が激しく実は相当罠な設備。




右側に写っているのが件の櫓。ご覧のように窓が広く、適当に狙っても弾が入るため、櫓の中に入るのは死亡フラグであることが良く分かります。


跳弾がコワイコンテナ。弾がコンテナに当たると甲高い音を立てます。



突入したくなるバス。催涙弾を窓越しに投げ込みたくなります。


木製のバリケード帯。迷路のような構成のため、敵味方がいつのまにか入り組み、フレンドリーファイヤーが多発する危険地帯。

とはいえ、戦闘序盤ではまだまだ余裕があるので記念撮影も可能。





壁一枚を挟んでの超接近戦。観戦台から撮影していましたが、端から見ていてドキドキ感が半端ありませんでした。ちなみにいくら出力規制したエアガンとはいえ、この距離で撃ち合うと、お互いめっさ痛い。


バリケードにも種類があって、このようなタイプもあります。木製のバリケードとは違い、着弾するとボスボスと低い音を立てます。


フィールドは砂利タイプ。水はけがよく雨天でも足を取られず楽しめそうですが、直に膝をついたりすると痛いのでニーパッドは必須。


映画ではバリケードとして重宝するクルマ、しかしサバゲーでは何故か役に立たない事が多い。隠れているつもりでも何故か当てられてしまう不思議。

とはいえ市街地戦ぽい演出としてクルマは重要。外車様のJEEPがより戦場の雰囲気を引き立てます。


実はこのフィールド、県道に面しており、外から丸見えの状態。かつてサバゲーといえば世間の目を盗んでコソコソ遊ぶものでしたが、ここでは堂々とサバゲーの様子を公開しています。確かにサバゲーを「レジャー」として世間に認知させるためには、このようなオープンな姿勢が大事ですね。


以上、レジャー化しつつある最新サバゲーフィールドの写真でした。みんな!週末はボクらと撃ち合おうぜ!

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