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2012-02-29 大雪の閏年 [3次元@スナップ写真/日記]

オリンピックが開催される年は閏年。グレゴリオ暦では四年に一度、二月末日に一日うるう日が設けられます。
江戸時代は太陰太陽暦でしたので、だいたい三年に一度閏年がありました。こちらは現代のように一日挿入するのではなく、まるっと一月分挿入。そのためその年は一三ヶ月ありました。江戸時代の軍人兼役人の武士は特別に出世あるいは降格しなければ毎年決まった量の俸禄を受け取ります。ところが閏月を考慮していなかったらしく、一月余計に多い閏年はサービス勤務だったとか。支払う側の幕府にとっては万々歳ですが武士は大変だったと思います。なお明治になって役人の給料が月額制度になった際に、今度は閏月の分余計に支払う事態が発生。当時の明治政府は貧乏暇無しだったので、慌てて現代の暦であるグレゴリオ暦を採用したとか。

さて、相変わらず前置きが長くなりましたが、ここから本題。
本日はレアなうるう日らしく、関東では大雪が降りました。


手元に長門有希(劇場版)のフィギュアがあれば間違いなく外撮りを試していたところ。しかし、残念ながらfigmaしか所持していなかったので断念。その代わりにK-5の防水防塵機能のテストをしに出かけました。

PENTAX k-5の特徴と言えばアルミ合金製の軽量かつ頑強なボディ。しかし最大のウリは防塵・防滴構造にあります。昨今のカメラは精密電子機器ですから本来悪天候の撮影には神経質に成らざるを得ない。ところがこのK-5はダイヤル部や、ボタン、レンズ接続部に入念なシーリングを施しています。その為、大雨だろうが気にせず使用できます。なおかつ−10℃耐寒動作保証と寒さにも強い。これは雪の撮影にはもってこいのカメラといことです。K-5のパンフにも氷の上に置かれた写真がありましたので、そのアピールポイントが真実であるのか実際に試してみました。

まずは傘を差さずに。なおレンズはsmc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRです。本体が防滴でもレンズが非対応であれば意味がありません。PENTAXのレンズは全てが防滴ではないので注意が必要。間違えてDA 35mmF2.4ALやFA43mmF1.9 Limitedを使ったらこの時点で終了かもしれません。

まあ、大袈裟な事を言いましたが、これぐらいなら普通のカメラでも問題ないでしょう。てことで、

雪に突っ込んでみました。これでも動作は安定。うわははは、すごいぞk-5!


しばらく雪と戯れたのち、三脚は袋に収納。よく考えたら三脚は防水ではない。いつか錆そうだなとちょっと心配。

カメラは防滴&寒さに強くても肝心の人間がヘタレ。まともな長靴も持っていないので遠出はさけて家の前に咲いた花を撮影。

しかし、なんとも物足りない。せっかくの大雪なのに。ということで電車に乗ってもうすこし写真を撮ることに。某駅で雪かきする駅員さん。お疲れ様です。


雪国のようなホーム。


雪に覆われた道標。これはナビがないと道に迷うね。


降りつける方向が見事なまでに一定。その為こんな状態に。


完全な吹雪ですね。横から吹き付ける雪のせいで傘が無意味に。自分も傘を持っての撮影でしたが、レインコートの方が良かったかもしれません。カメラバッグ、カメラ、三脚共にずぶ濡れ。


雪の多摩川。ええ、結局近所で妥協したのです。






雪だるま作りに熱中する子供。見守るお母さん。


最後に雨宿りならぬ雪宿りする鳥の写真を・・・この鳥なんて種類なんでしょうか。


以上。
散々雪を被ってびしょ濡れになるもK-5の動作は最初から最後まで安定していました。アウトドアでの撮影をお考えの方にはぜひお勧めしたいカメラです。


PENTAX デジタル一眼レフ K-5ボディ K-5BODY

PENTAX デジタル一眼レフ K-5ボディ K-5BODY

  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: エレクトロニクス




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