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2012-05-05 新旧タワーの「鯉のぼり」撮り比べ [3次元@スナップ写真/日記]

♪鯉もお腹が減るのかな?ずっと泳いでいるんだもん~きっとお腹が減るんだね♪スーイミー、スイミー・・・ってことで、端午の節句にちなみ鯉のぼりの写真を撮ってきました。テーマはずばり新旧タワーの「鯉のぼり」撮り比べです!

かつて江戸城の天守閣を背景に武家屋敷の庭に上った鯉のぼり。時を経て現代。江戸城に代わって東京のシンボルとして聳え立つのが、今年開業の『東京スカイツリー』そして昭和のシンボルとして長く愛されてきた『東京タワー』です。この新旧二つのタワーを背景に泳ぐ鯉のぼりの姿がどんなものなのか。20世紀と21世紀の狭間を漂う鯉のぼりをご覧下さい。

まず訪れたのは東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅からほど近い東白髭公園。ここで開催されているのが「すみだ鯉のぼりフェア」です。4月25日から5月20日まで大小約450匹の鯉のぼりが掲揚されています。白を基調にしたシンプルな色合い。634メートルという全長にしては圧迫感のない円柱状のシルエット。デジタル時代のシンボルにふさわしい姿の東京スカイツリー。その頂きを目指すかのように多くの鯉のぼりが泳ぎます。これらの鯉のぼりは有志のみなさんが寄贈したものだそうで、デジタル社会ながら人情はまだ失われてはいないといったメッセージが込められているような気がしてなんだか面白い。














大きな鯉のぼりを久しぶり見られて良かったです。ただ、ちょと残念だったのが、色鮮やかな鯉が気持ち良さそうに泳ぐ一方で、絡まってしまったのか、膨らむことなくぐったりとしている鯉も少なくなかったこと。上流に向かって河を登りきった鯉が竜になるという中国の伝説と後漢時代の古事「登竜門」から立身出世を願うために鯉のぼりが上げられるようになったと言いますが、出世を望む者が全員が上手く行くわけではないという現実を目の辺りにした気分。うへ。


さて、お次は港区芝公園にある東京タワーと鯉のぼり。公称333メートル。赤と白の鮮やかな色合い。トラス構造の美しいシルエット。そんな20世紀のシンボルのお膝元に333匹の鯉が戯れます。こちらの鯉はサイズがほぼ均一で、アナログ時代のシンボルに浮かぶ鯉にしては整然としております。スカイツリーの鯉のぼりに比べて全体的に小振りでしたが密集しているためかそれなりに見応えがありました。












以上新旧タワーの「鯉のぼり」撮り比べでした。


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