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2012-12-27 コミケ直前! [2.5次元@コスプレ撮影]

ウィーン、ガガ。ウィーン、ガガ。ウィーン、ガガ。
一年で最もプリンターが活躍する時期。みなさん年賀状は書き終えましたでしょうか。
自分は年賀状そっちのけで別のモノを刷っておりました。そう。29日から始まるコミケ用の名刺です。コミケといば2次元の祭典ですが、同時にその前後の次元である2.5次元、つまりはレイヤーさんの祭典でもあります。というか、全国津々浦々からやってくるレイヤーさんの写真を撮る!というのが私にとってコミケの全てであり、ここ半年の生きる希望でもありました。

さて、さて、そんな楽しみなコミケでのコスプレ撮影について本日はひとつ講釈でもたれようかと思います。それはコミケの「囲み」における動線の確保とその心得についてです。たいして撮影の経験があるわけでもないのに偉そうな件についてはご容赦を。だって、コミケ前でテンションMAXなんだもん!(言い訳)

文字で書いても分かりづらいと思いますので、サッカーのボードを使用してみます。

まず一般的なコスプレイベントの場合、以下のようなスタイルが多いかと思います。レイヤーさんが壁を背にして立ち、カメラマンはその正面に立つというスタイルです。このスタイルの場合、レイヤーさんとカメラマンの1対1での撮影になるため整然とした撮影環境が生まれます。テクニカル的にはレイヤーさんが壁を背にすることで、必然的に撮影方向が限定され、余計なモノが写らなくなるという利点があり、コスプレ撮影には大変適したスタイルだと思います。このスタイルをオフサイド(壁)を利用したラインコントロールとも呼びます。


しかし、コミケのコスプレ会場ではご覧のような状態になってしまいます。なぜなら、コミケではレイヤーさん、カメラマン双方ともに参加する人数が半端ないため、壁際に整然と並ぶことは難しくオフサイドラインが形成しづらい状況になるからです。オフサイドラインが存在しないため、オフサイドのポジションから撮影を試みるカメラマンが出没し、たちまちカオスな状態になります。

右から左から、果ては後ろからレイヤーさんを取り囲むカメラマンの集団。「一緒にお願いします」という声があちらこちらで飛び交い、1対他の陣形による大小様々な「囲み」が形成されます。

もちろん、コミケでは腰を据えてのコスプレ撮影というよりも、お祭りとしての側面が強いのでこれはこれでOKなのですが、そうは言っても気をつけなければいけない点があります。それはいくら混雑していても動線だけは確保しなければいけないということ。動線が潰れ、境界線が曖昧になるとご覧のような有様に。この状態になると危険なのは一目瞭然ですね。

なので、カメラマンは常に囲みの方向と距離感に注意を払わなければいけません。ラインコントロールがないのなら、サークル(囲み)コントロールをしなければならないのです。特に注意が必要なのがレイヤーさんとレイヤーさんの間のスペース。ここに入り込むと途端にサークルが消滅し超カオスになります。こうなると人の出入りが滞留し、新しいレイヤーさんが会場に到達することが難しくなります。結果、多くの人に迷惑がかかるということですね。

本当はカメラマンの方でそのような状況に陥りつつあった場合、撮影を自粛するなりして自主的に動線の確保するべきなのでしょうか、まあ、難しいですよね。そんな時に登場するのが運営さんです。

「カウントダウン10秒前!」といきなり現れて宣言します。これはけして撮影の邪魔をしているわけではなく、安全面を考えてのこと。素直に従いましょう。

というわけでコミケの「囲み」における動線の確保とその心得についての説明でした。え、役に立たないし、意味が解らないって?ああ、それはいつもの事ですから。

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