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2012-06-29 グッスマ Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ [2.5次元@フィギュア/プラモ]


忘れもしないあれは中学2年の夏。照りつける日射しが路面を焦がす猛暑の中、蜃気楼のように揺らめく街の一角に、それは佇んでいた。そう。V-MAXである。ヤマハが生み出したそのバイクは当時の「単車」が持つイメージとは一線を画していた。魔獣の心臓のようなマッシブなV型四気筒エンジン。車体左右に配置された戦闘機のようなエアダクト。145馬力のパワーを支えるぶっとい後輪のタイヤ。アメリカンバイクから逸脱したその異形ともいえるスタイルに当時厨二病を煩っていたボクは心を鷲掴みにされてしまった。だくだくと流れ落ちる汗を拭いもせず、ギラギラと怪しく輝くV-maxに魅入っていたボクは大人になったら絶対このバイクを買おうと誓った。・・・しかしながらあれから数十年。いまだにV-maxを購入するに至っていない。大人になったらバイクの一台なんてママチャリなみの気軽さで購入できるもんだと思っていたが、意外にそうでもなかった・・・どうしてこうなった。どうしてこうなった。ちなみに最新のV-maxのお値段は230万前後。買えるか!

というわけでグッスマ Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェのレビューを。
アイリスフィールを奪還すべく衛宮家にあったV-maxに跨り夜の街を疾走するセイバーさんの勇姿を立体化したこのフィギュア。お値段一万円オーバーのフィギュアだけあって大型かつ精巧な造りです。まずは今回のメインともいえるバイクについて。タミヤの1/12サイズのバイクのプラモよりも二回り程度大きく迫力があります。前後のホイールは可動しないものの、ハンドルは左右に可動。ブレーキケーブルやシフト、サスペンション、マフラーなどもしっかりと造り込まれており、今にも走り出しそうなリアリティがあります。V-maxのアイデンティティーとも言える左右のエアダクトの口にはフィルターがはめ込まれており制作側のこだわりを感じます。


塗装も奇麗でメタリックな質感が良く出ています。合わせ目も上手く処理されていて目立ちません。そしてなにより驚いたのがシート部分。なんとソフビ系の軟素材で出来ています。セイバーさんのお尻に大変優しい仕様になています。バイク乗りにとってシートの善し悪しは死活問題でもありますからねー。このシートなら長時間乗っても大丈夫!

んで、今回は脇役の座に甘んじているセイバーさんの出来はこんな感じ。バイクに負けず良く出来ています。凛々しいお顔とスーツ姿が良く合っています。風になびく髪も素敵。ところであんな猛スピードでバイクを走らせていたら実際は風圧で涙がちょちょぎれます。凛々しいセイバーさんも良いですが、涙目のセイバーさんも観たかった。





スーツ姿だとつるぺったんな印象ですが、本当は着やせするタイプのセイバーさん。




ただでえモンスターな加速力を誇るV-maxを切嗣が魔改造。それでもセイバーの騎乗スキルに耐えかねて悲鳴を上げていたため、セイバーさんの魔力で外装強化。もはやV-maxの面影はほとんどありませんが、これはこれで格好良い。ちなみに今回のフィギュアの商品名である「キュイラッシェ」とは「胸甲騎兵」という意味だそうです。なるほどと感心しつつ、エクスカリバー姿の写真を撮影。華奢なセイバーさんが剣を持つことでマッシブなバイクとのバランスが取れて見栄えも良くなります。エクスカリバー自体も非常に良くできていて隙がない。





以上。グッスマ Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェでした。一家に一体。玄関に木彫りの熊代わりに置いておいても遜色ない出来でした。ちなみに今回あみあみで購入したのですが、代引きで商品を受け取りいそいそと開封&撮影の準備をしていたところ、ピンポーンと呼び鈴が。玄関のドアを開ける今度はAMAZONの箱を持った配達の方が。さきほど受け取った箱と同じぐらいの大きさだな-、と開封していみるとまったく同じ商品がそこにありました。全然記憶にありませんが、どうやら2カ所で注文していた模様。

本物のV-maxは買えないが、フィギュアのV-maxなら2台も買えるオレ。あははは・・・ってどうするんだコレ?



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